片頭痛とは文字どおり頭部の片側が痛むことによるのですが、両側痛むこともあり実は両側痛むことが4割ほどあるといわれています。前兆のあるものとないものに分類されます。
前兆とは頭痛の起こる前に感じる症状ですが、キラキラとしたものが見えるような視覚的な症状や気分の変調、眠気、頭痛の予感など様々でおよそ60分以内に終わることが多いです。その後に続く頭痛は、ズキズキとした拍動のように感じる頭痛で日常生活に支障をきたすくらいの中等度から高度のことが多いです。日常の階段の上り降りなどでも悪心、嘔吐を伴ったり、頭痛発作中は、感覚が過敏になり通常気にならないような光、音、匂いを不快に感じることが多いようです。
このような特徴の片頭痛を感じるようなら医療機関を受診し、急性期治療と痛みがない時から予防的に服用する予防薬があります。
日常生活に支障を感じるものはつらいものです。ぜひ片頭痛をできるだけ感じないようにするためにも医療機関からの内服薬などを使用することでつらさから解放されましょう。